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こころのおくことばに

こころの奥の奥の言葉を、涙に変わる前に言葉に。

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  • 05/04/16:46

無題

今まで見ていた景色が

変わってしまった時

昔を追いかけて

こんなところまで来てしまったよ


私は今という景色の中で

現在と言う時間を過ごしています

笑ったり

怒ったり

悲しんでみたり。

これからもずっと繰り返すの

意味なんて求めないわ

求めてしまったら

苦しいだけだから

いけないの何かを欲しては決して。

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無題

少し昔に覚えた

優くてやわらかな日々

二人は微笑み合ってたっけ

きっときつく絡めた指を緩めたりしなければ

今もまだ時間を溶け合わせていられたのかな

いつだってそうね

この場所に留まってくれる人なんて居ない

 

確かにあの部屋があった所に

立ち尽くすのだけど

今はもう乾きしか覚えないの

お水なんていらないわ

ただ空気みたいに此処に居てよ



この二つの腕は

貴方を抱きしめる為だけに付いて居た筈なのに

可笑しいわ、貴方が居ない

 

少し昔に覚えた

愛しくて甘い日々

二人は抱きしめ合っていたっけ

その温度で

心を溶け合わせていられたのなら

今もまだ優しい指でなぞってくれていたのかな


いつだってそうね

留まってくれる人なんて居ないの

炎はいつだって心を焦がして

消えてしまうから

 

 

 

 

 

0000

思っても居ない言葉を

口に出して見たって

結局は何も満たされないの

希望に満ちた素敵な色で

この場所を塗りつぶしても

私の色と交じり合って

やっぱりこんな事しか描けない


炎はいつだって心を焦がして

傷を作ってゆくの

消えてしまえばそれまでなのに


何か形で囲むのよ

それが無ければ不安なの

見えないものは見ようとしなければ

見えない事くらい解っているの

 

 

 

 

000

きっと何時までも

似つかわしいものは

ここに現れることは無い

私にぴったりなもの

あの日々に置いてきたもの

世界がまぶしい様で

本当は暗い様に

全て矛盾に満ちて居れば良い

汚して汚されて

純粋なんて色からは

人は遠ざかるから

無題

青い春は何時の頃からか
灰色に染まっていた
あの泣き出しそうな空みたい
悲しい色に染まってた


あの人は嘘つきで
私以上、矛盾に満ちてた
知らない間に
その手で壊して
傷を作って居たのに
大切だなんて言わないで
その言葉程
あの時の私にとって
酷く甘いものは
存在なんてして居なかった


泣きたくても
涙が出なくて

何時までも苦しみに変わって この部屋を散らかし回って行く 片付けても片付けても 決して元に戻ること 無いって事位は
こんな私でも 解っているよ この人の腕の中は暖かい匂いがする あの人の匂いは 冷たく寂しげだから 私はただこの温度を分けて上げたかったの 手に入らないものこそ 欲しくなってしまうから 必死だったの 私は欲に負けて居ただけ
泣きたくても 涙が出なくて
何時までも苦しみに変わって この部屋を散らかし回って行く 片付けても片付けても 解っているよ 決して元に戻ること 無いって事位・・・ 私が何よりも 誰よりも 愚かだった事位 あの時だって 解って居たよ

ただあの人に 純粋に恋をしていただけ